企業名 株式会社大興ネクスタ
設立年月日 1976年5月
従業員数 37名

分譲ALL ONE(以下 BAO)の導入前には、
どのような課題がございましたか?

Salesforceは2014年から導入を始めていました。しかし、Salesforceが想定しているものは通常の商取引であり、Salesfoceの「商談」機能が、「不動産を購入する仕入取引と、その土地を加工・建築し売却する販売取引とで、同じ土地を対象に2種類の別の取引が行われる」という不動産特有の取引形態にマッチしないという課題がずっと残っていました。
カスタムオブジェクトを介して仕入と販売とで独立した商談として処理しようとしましたが、構造が複雑になり、また販売活動が全て終わらないと仕入商談がクローズにならず仕入達成額がリアルタイムで計上できないなど、数々の構造的不具合が残ったままになっていました。

BAO の導入の決め手となったものは何でしたか?

土地の仕入から販売までがシステムとして綺麗に繋がり、かつ土地と販売を別々の進行状況で管理できる点が決め手になりました。
Salesforceは色々と工夫はできますが限界はあります。素人作業ではどうしても難しかった課題を、全く新しい形に開発して欲しい形に実現してくれていたので、ぜひ導入したいと思いました。
また、丁寧なヒアリングと細かい調整をして頂けて、かつSalesforceよりも大幅にコストダウンとなれば、選ばない理由はありませんでした。

導入してから得られた効果はございますか?

仕入状況の設定が今までのSalesforce上で無理やり工夫していた時より分かりやすくなり、データ上の状況と実際の状況のズレが少なくなりました。また、販売側の商談が今まではほとんど使われていなかったのですが、販売についても操作しやすくなり、また経費登録もしやすくなってリアルタイムで売上と利益率がダッシュボードで見えるようになったため、きちんと状況が操作されていない物件や経費登録が漏れている物件が分かるようになり、精度の高い情報を社内で共有できるようになりました。
現在は、それを踏まえた上でこういったことがしたい、という一段上の課題解決にむけて、追加開発を依頼できるようになってきています。

               

お問い合わせ